news! IT試験ドットコム(楽天)での価格が¥32,520から¥25,980へ値下げされました。(2013.10.02) |
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やたら遠回りせず、速やかに資格取得を目指します。 | |
■このサイトの目的 左にプログラム言語のシェアをグラフにして貼り付けました。 (2012年10月時点、TIOBE Index) Javaは10年前の25%から比べると若干シェアが落ちてはいるものの、ほぼ1位2位をキープし続けています。 どうせやるならトップシェア言語の資格を取ったほうが就職や職場での評価、 さらには将来性などの面で有利ではないでしょうか。 そんな訳で当サイトではなるべく簡単にこの資格を取得する手順を書いていきます。 ■目次 1.JAVA SE 7による試験改訂 2.OCJ-P(SJC-P)とは 3.試験の申し込み 4.勉強法 5.試験と結果 6.最後に |
1.JAVA SE 7による試験改訂 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(価格は2013.10.01改訂後にOracleのWebページから購入した場合のものです。) 2012年、JAVA SE 7へのUpgradeによってOracle認定試験は上記オレンジの試験(資格)が追加されました。 これまでのOCJ-Pの上位資格(OCJ-WCなど)は現時点ではそのまま存在することから、オレンジの部分はこれまでのOracle認定Javaプログラマ(OCJ-P)の部分がBronze,Silver,Goldと細分化されたことになります。
これまでの、Oracle認定Javaプログラマ(OCJ-P)SE 5とSE 6 はすぐには試験終了にはならないでしょう。 また、来年以降は徐々にGold SE 7を目指す人が増えることが予想されます。 Gold SE 7を取得するには、Silver SE 7 に合格した後でGold SE 7を受ける方法と、 これまでのOCJ-P SE5又はSE6に合格した後にUpgrade試験を受ける方法とがあります。 その場合、試験の問題数と合格点数を考えると、SE5又はSE6に合格した後でUpgrade試験を受けた方が取り易いと思えます。(個人の予想です) なので、以下しばらくの間はこれまで通りOCJ-P SE5及びSE6の取得方法について記載していきます。 2012.10.05 |
2.OCJ-P(SJC-P)とは | ||||||||||||||
↑SunのJava資格関連図(過去) 2010年2月、OracleによりSunは買収されました。上の図はSunの頃のものです。 それぞれの資格は下から上へ難易度が上がります。一番やさしいのはSJC-Aでしたが、 これは言語の資格としては簡単だったので、その上のSJC-Pに人気が集まりました。 さらにSJC-Pはその上の各専門資格の土台ともなっています。 |
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↑OracleのJava資格関連図(現在) 上の図はOracle買収後のものです。 Sunの頃のSJC-PがそのままOCJ-Pへと内容は同じで名称だけが変わりました。 さらに、この時点でOCJ-Pの試験はJavaのバージョンにより2種類あります(下記)。 |
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バージョン5.0を受けるか6.0を受けるかは受験者の自由ですが、 5.0と6.0はあまり難易度が変わらないのと、合格点数が違うので ほとんどの人がバージョン6.0(試験番号1Z0-851)を受けています。 |
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この後、上記『1.JAVA SE 7による試験改訂』に記載の通り SE7.0で試験が細分化されています。 |
3.試験の申し込み | |||||||||||||
上の写真はSunの頃のものです |
手順としては下記の流れです。
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4.勉強法 | ||||||||||
SE7.0の試験開始時には出揃っていなかった教材も、今では多く出版されました。上の商品検索ボタンで検索できます。 |
教材はJavaか他言語による経験が多少あれば左の2冊で十分だと思っています。この教科書(左)を読んで演習問題を解きながら進め、あとは問題集(右)を何度も解く。わからないところは問題集の解説を読むか教科書を読み直すかでなんとかなると思います。どうしてもわからない時は丸暗記か、実際にプログラムを手打ちして納得させるかですが、手打ちは時間が掛かるのでその分は時間が掛かることを納得の上でやるといいでしょう。 この試験を受ける人のタイプと必要勉強時間を大きく分類すると、 @Javaのプログラミングの経験がある人(100時間前後) A他言語でプログラミングの経験がある人(200時間前後) Bプログラミングの経験が無い人(300時間〜) の大きく3タイプに分類できます。勉強時間は目安です。@の人は上の2冊で十分です、もしかしたら問題集だけで良いかも知れません。Aのタイプ、自分はこのタイプでしたが、この場合もテキストと問題集を延々と解いていく方法でいけます。どうしても納得できないとかわからない部分は実際にPCでプログラムを打ち込んで動かしましたが、場所によっては丸暗記でした。Bの人はひたすら覚えるか、時間に余裕があったら実際にプログラムを手打ちするかです。その場合、Javaの初歩的な本は本当にいっぱいあって迷うところですが、ここでは試験に通るのを目的としているので左下の本のように、Javaの環境を設定したらあとは手打ちのプログラムを動かせさえすれば良いと割り切るといいでしょう。(ある程度で割り切らないとJavaは深くてハマリます) |
5.試験と結果 | |
実際の試験はPCで行います。 全国のピアソンVUEで受付けをした後、写真のような会場にてPCで回答します。 持ち物としては、写真付きの証明書とハンカチくらいで、あとは会場へは持ち込めません。それ以外の所持品はコインロッカーなどに入れて試験を受けます。 メモ帳は簡単なホワイトボードみたいなものを渡されるのでそれに書きます。試験のテクニックとしては、とにかく選ぶ問題が多いので、分らなくてもとにかく答えを選んでおき、そのとりあえず選んだ問題番号をメモに付けていき、問題を全部終了後に時間が余ったら、その問題に戻って解きなおせば良いでしょう。難しい問題や時間が掛かりそうな問題を後回しにするのもテクニックの1つだと思います。問題運もあると思いますが自分で勉強する段階で80%以上の正解率なら、実際の合否ポイントは60〜70%なのでなんとか合格すると思います。また、合否は試験終了後すぐにわかるようになっています。 |
6.最後に | |
上の写真はSunの頃のものです |
合格すると、一週間程度で認定書(写真のようなもの)と資格カード(クレジットカードのようなもの)が送られてきます。履歴書には「(OCJ-P)Oracle認定Javaプログラマ Standard Edition 6 取得」で良いと思います。この一行で就職や転職の合否が決まったり、会社によっては資格手当てが付くこともあります。なので人によっては有意義な資格になるので、チャレンジしようか迷ってる人はぜひやってみると良いでしょう。 この資格に限らず、資格勉強は退屈でつまらないもので、勉強が続くかどうかはモチベーション維持にあると思います。自分もそうですが、勉強はいつでも良いと思うとなかなか出来ないもので、いつも追い込まれてから手を付けるような状態でした。なので受けると決めたら、いつ試験を受けるかまで決めてしまうのもモチベーションを維持する良い方法だと思います。受ける方のご検討をお祈りしております。 |