ライブディオ(AF34,AF35)ボアアップシリンダー比較(デイトナと激安品)

ライブディオ(AF34,AF35)用のボアアップキット、2つ買ってしまったのでその比較をする。左は激安品、右はデイトナ。激安品の方はおそらく最安品のもので某オークションで5千円前後で手に入る台湾製。一方、デイトナと言えばこれらボアアップキットの中でも最も信頼が厚いメーカーで最高級品とされるが値段も1万3千円程度で、激安品の倍以上の値段がする。同じようなボアアップキットで値段が倍以上だとどちらにするか迷う人も多いと思う。なのでここではじっくり見比べて迷ってる人の参考にでもなれば幸い。

↑排気側とピストン。全体にデイトナの方が仕上がりが綺麗。大きな差はデイトナシリンダーの左脇に「コブ」のような膨らみがあること。これは次以降の写真で分かるだろうけど掃気ポートの形状の違い。

↑左は67.9cc、右は71cc。ボアは微妙にデイトナの方が大きい。また、台湾製の方はヘッドとの接続面などにガリガリとキズが多い。(自分はぶつけてない)

↑排気ポート。デイトナの方が若干大きい。掃気ポートとの間隔も違うのでやはりポート形状は別物。

↑シリンダーのスカート部分も大きく違う。

↑掃気ポートのクランクとの接続部分もデイトナの方が若干大きい。

↑デイトナの掃気ポート。混合気が横に入るように工夫されている。これが外から見たときの「コブ」の正体。

↑台湾製の掃気ポート。デイトナのような工夫はされていない。

↑デイトナ掃気ポートの「コブ」の感じがわかる。

↑台湾製のポート。一応カドはヤスリかけしたけど、それ以外にもバリやブツブツが気になる。

↑デイトナのポート。台湾製のものよりは比較的きれい。

↑ピストンの違い。どちらの形状が良いのかは意見が分かれるところ。

↑デイトナのキット。台湾製には付いていないヘッドが付いている。また、その他いろいろな付属品や説明書が付いている。

実際に手にとって近くで見ると、写真以上に違いを感じる。見た目で言えばやはりデイトナの方がきちんと作られている。やはり評判通りというところだろうか。デイトナの方がヘッドが付いて付属品が多くて説明書も付いていて出来も良い。それらを考えると十分に値段の差以上のものはあると思う。なので、個人的にはデイトナの方を勧めたい。そう思った。

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